京都府商工会議所青年部連合会 Young Entrepreneurs Group of Kyoto

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令和4年度基本方針|京都府商工会議所青年部連合会
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    令和4年度 京都府商工会議所青年部連合会
    スローガン・会長所信 Possibility of YEG 〜 感謝と連帯で築く次代への道標 〜

    京都府商工会議所青年部連合会(以下、京都府青連)は、令和4年度に設立30周年を迎え大きな節目となります。これまで京都府青連を支え、その歴史を築き上げてこられた先輩諸氏に感謝するとともに、これまで脈々と受け継がれてきた京都府青連の文化を伝承し、更なる発展の礎となる為にも、この時代において今、求められる京都府青連とはどのようなものでしょうか。

    令和元年12月、中国湖北省武漢を中心に発生した新型コロナウイルス感染症は、瞬く間にパンデミックに発展し、全世界に未曾有の混乱をもたらしました。ワクチンの開発が進み、日本においてはワクチン接種者が80%を超えましたが、未だ収束が見えない状況であります。国内において経済の回復と不要不急の活動自粛が求められ、場面に応じた判断の難しい状況が続き、YEGのあらゆる事業においても、開催、縮小、延期、中止と、判断が迫られる場面が多くなりました。YEG活動は不急なものであっても、決して不要ではありません。YEGの活動が地域の活性化に繋がり、日本全体を元気にし、ひいては自社の発展と家族の幸せに繋がります。地域を支える青年経済人としてYEGの一人ひとりが、それぞれの住む街の経済を発展する大切な原動力になると確信しています。

    昨年度は、近畿ブロック大会丹の国あやべ大会が綾部YEG主管の下、京都府青連の副主管により開催されました。新型コロナウイルス感染症の影響により変更を余儀なくされ、厳しい中での大会運営となりましたが、多数の府内単会メンバーの協力により、大会テーマの「連帯」の言葉を具現化された大会となり、代々伝えられる「府青連はひとつ」と合言葉を感じる機会となりました。
    そして今年度は、日本YEG会長が同じ近畿ブロックの鯖江YEGより輩出され、全国会長研修会が北大阪YEG主管により開催されます。このように全国から近畿が注目される機会が増え、京都府青連としても多くのメンバーの活躍の場が増える重要な年度となります。

    令和4年度のスローガンを『Possibility of YEG ~感謝と連帯で築く次代への道標~』としました。これまで普通にできたYEG活動が当たり前でなくなった近年の状況の中、オンラインによる会議や事業の開催など、新たなYEG活動の方法を模索する必要性が求められるようになりました。故事に「温故知新」との言葉がありますが、過去に起こった出来事を調べ学び、そこから新たな知識を得るとの意味です。そこで、30周年を迎えるメモリアルイヤーにおいて、YEGでは今、何を求められ、何ができるのか?と、これまでのYEGの歴史を振り返り、可能性を改めて見つめ直し、次代へと繋いでいきたいと考えます。
    自企業の発展や商売においても、明確な目標を掲げ、それに向かって進むことが重要なように、京都府青連においても目指すべき目標を明確にするために、京都府青連中期ビジョン(2019-2024)が令和元年度に策定されました。令和4年度は、その中間地点となる3年目を迎えます。その行動指針にある交流・協業・研鑽・発信・活動を今一度見つめ直し、今後の京都府青連が令和6年(2024年)には、「全8単会が成長し続けられる動力(エンジン)となるべく、その機会を創り出す。会員同士(志)の絆を深め、発展する環境を整え、共に歩む」とある宣言文が達成できる様に、改めてビジョンについて考える機会を創出します。
    今ここで、これまで京都府青連を紡いできた先人に感謝すると共に、その礎を見つめ直し、新たな可能性を京都府青連全体で創出し、連帯の証となる1年を築いていきましょう。

    令和4年度会長 川上 英明